SHINEIブログ
初のハラスメント講習
2025-06-11
かながわ労働センターより
6月10日と11日の2日間に渡り、本社会議室にて初めてのハラスメント講習が行われました。講師の先生は、かながわ労働センターよりお越しいただきました。
ハラスメントいう言葉を耳にすることが年々増えているように感じますが、このハラスメントの定義はご存知でしょうか。
「ハラスメント」(Harassment)とは、直訳すると「嫌がらせ」になります。これは、自分の意図に関係なく、人に対して不快感を与えたり、困らせたりする言動や態度のことになり、悪気が無くても、無意識でもハラスメントになってしまうのだそうです。
かながわ労働センターより
講習では、1番目に「セクハラ」に関しての解説がありました。セクハラを防ぐポイントは、「相手と関係性が築けているからこんな冗談も大丈夫だと、勝手に思い込まない」ことだそうです。
次に、この数年でやはりとても耳にするようになってきた「マタハラ」についての解説がありました。マタハラは、これから特に、きちんとした認識を持たなければいけないものだと思われます。
そして、社会的に非常に問題にされることが多いと思われる「パワハラ」が3番目に解説されました。
パワハラの定義・概念とは「職場」において行われる
①「優越的な関係」を背景とした言動
②「業務上必要」かつ「相当な範囲」を超えたもの
③労働者の「職場環境が害される」もの
とのことです。パワハラを受ける側が、行為者に対して「抵抗又は拒絶することが難しい、弱い立場にある関係」を背景に行われるものであり、上司・部下などの職務上の地位の上下、専門知識や経験の多さ少なさなどもパワハラの定義・概念には含まれるそうです。
かながわ労働センターより
パワハラを防ぐポイントは、「必要な指導も、方法や相手の事まで考えて、みんなが自分と同じ考えではない」ということを、きちんと認識することなのだそうです。
役職や知識、経験などで立場的に上になると、つい自分の考えを押し付けがちになったり、自分の考え方のみが正しいと思いがちになってしまうのかもしれません。しかし、それはパワハラへと発展してしまう危険性を多く含む考え方なのだということが、今回の講習を通じてよくわかりました。
講習の最後には、講師の先生から、アルコールハラスメントのお話も少しありました。
日頃の言動がハラスメント行為になってしまうのかと、やりにくさを感じた人も多くいたかもしれません。しかし講師の先生が話していたように、個人個人、一人ひとりが相手を思いやる気持ちや、相手の立場になって考える瞬間を、少しだけでも今よりも多く持てたら、きっとハラスメントを防ぐことにつながって行くのではないかなと感じました。
講習を受けたみなさんは、どのように感じ、そしてどのようにハラスメントについて考えましたでしょうか?
ぜひ、今後に活かしていきましょう!!
講師の先生には、とても分かりやすく説明、解説をしていただきました。2日間ありがとうございました。
☆ Instagramには講習時の様子がわかる写真を載せていますので、ぜひご覧ください。Instagramはこちら!
