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SHINEIブログ

女子社員の取り組み~現場の仮囲い

2024-01-30
   
工事現場の仮囲いとは?
 工事現場の前を歩くと、現場の外周に囲いが設置されているのを目にすると思いますが、これを「仮囲い(かりがこい)」と言います。最近は透明だったり、イラストが描かれたりと様々な工夫がされていることが多くなりました。
 この仮囲いの設置の目的は、①近隣住民の安全確保 ②風で敷地外に資材やごみなどが飛ばされるのを防ぐ ③重機などからの騒音の軽減(防音) ④資材の盗難防止 ⑤工事現場に親近感を持ってもらう、イメージの向上
などがあります。
 そんな仮囲いにSHINEIも工夫をしてみました。 
SHINEI女子社員の発案からスタート
保土ヶ谷橋現場の浮世絵
 今回この仮囲いへの取り組みをしたのは、保土ヶ谷橋交差点で作業をする保土ヶ谷橋現場です。保土ヶ谷橋交差点は国道1号線が走り、車の渋滞がとても多いエリアです。駅に向かうための道にもなるので人通りが多く、また交差点での信号待ち時間の長いところでもあります。
 そこでSHINEI女子社員は、現場の前を通る多くの人たちや、仮囲いの前で長い時間信号待ちをしている人たちに向けて、この真っ白い囲いに何か視覚的に楽しめるものを施せないかと考えました。大手ゼネコンが行っているようなイラストへの憧れもありつつ、同じように大々的にやると施工費がかさんでしまうのは困るので、最低限で自分にできることをやろうと考え、思いついたのが「保土ヶ谷の歴史」を宣伝しよう!ということでした。
 横浜市には旧東海道があり、市内には3つの宿場が存在しました。そのうちの1つが保土ヶ谷宿で、この現場がある保土ヶ谷区になります。現場近くにある保土ヶ谷駅には、保土ヶ谷橋の浮世絵が掲示されており、彼女自身も浮世絵が好きだったことから、この現場にも同じものを掲示することにしました。
 
歴史がわかる現場に!
スポット紹介写真
 浮世絵の掲示と同時に保土ヶ谷の歴史という方向性で他にも何か掲示できればとの考えから、保土ヶ谷区役所や横浜市の許可をもらい、「横浜旧東海道みち散歩」というパンフレットに掲載されているスポットと紹介文を使用してわかりやすく説明しています。
 ちなみにスポット写真はSHINEI女子社員(発案者本人)が撮影したものになります。
通行人の皆様の反応は?
眺めながら歩く人
 信号待ちで眺めてくれる人や立ち止まって写真を指差して話をしているご夫婦など、多くの人に楽しんでもらえたようです。
 保土ヶ谷区には、歴史を感じる建物や掲示物などが多数あります。でも意外に見逃していることが多いのではないでしょうか。
 今回の掲示は、信号の待ち時間に歴史を知ることだけでなく、掲示物を眺めたり、読んだりできることで、イライラして待たなくて済むという効果もあるのではないでしょうか。
 
スポット写真の紹介
 今回の現場で、SHINEI女子社員(発案者本人)が撮影した写真を紹介します。パンフレットの写真に合わせて、とてもうまく撮影できていると思います。
旅籠 本金子屋跡
松並木プロムナード
軽部本陣跡
金沢横丁の石碑
境木地蔵尊
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